アスタリスクの俯瞰図制作アプローチ
イラスト俯瞰図は、
俯瞰して初めて気づく身近な企業のサービス、表面からは見えないものの可視化、実現したいまだ見ぬ未来など、広範囲のモノ・コトをシンプルに表現するとても優れた表現方法です。伝えたいことが伝えられるだけではなく、見た人が楽しくてワクワクするような絵本的な魅力もあります。いままで写真と文章で説明していたサービスや製品も、イラスト俯瞰図にすることでもっと分かりやすくもっと楽しく伝わります。
ここでは、アスタリスクがイラスト俯瞰図を制作するときのアプローチの仕方についてお伝えいたします。
1 何を伝えたいのか?
明るい未来
サスティナブル(エコフレンドリー)な取り組み
安心できるサービス
信頼できる製品
実はあなたのそばで活躍する商品・サービス
商品・サービスの導線・流れ
地域の素晴らしい観光資源
楽しいウェルビーイングな生活
安心、安全、共生する街づくり
2 誰に見てもらいたいのか?
老若男女すべての層に見てもらいたいのか、セグメントされた層に見てもらいたいのかによってイラストのタッチの選び方も変わってくるでしょう。老若男女であれば分かりやすさを重視、20代の男女であれば可愛くてオシャレなタッチにするという具合です。
また、タッチだけではなく、BtoBの業界向けなのか、一般コンシューマ向けなのかによっても、より説明的に(例えば耐震構造など)表現できるイラストレーターが必要になったり、ワイワイガヤガヤ楽しそうに表現できるイラストレーターが適している場合もあります。
3 何を見てもらいたいのか?
自社の製品そのものを見てもらいたいのであれば、製品以外を単色の線画にしてしまって目立たせたい製品をカラーにするとか、地中に埋まっているパイプを見せたいのであれば、地面の断面図、海底ケーブルであれば海の断面図で表現するなど方法はいろいろ。
観光資源の温泉や神社仏閣を目立たせたいのであれば極端に大きく表現して配置するなど、イラスト俯瞰図ならではの表現がいろいろあります。
4 どう思ってもらいたいのか?
明るく楽しい観光地、エコに本気で取り組む姿勢、機能的な製品を作る会社など、これらは全体のトーンにも関わってきます。明るく楽しげであればイエロー系でにぎわいを感じるアイテムも入れて、エコであればグリーン系で自然を感じるアイテムを多めに、機能的であればブルー系でスッキリしたクールな印象に、という具合です。真面目に真摯な姿勢を表現するのであれば無駄のないカチッとしたタッチ、柔軟に楽しく表現するのであればゆるいタッチで遊び心を加えるといったように、色やタッチで印象が変わります。